モバイルsuikaの説明!機能や使用方法

カード型スイカとの違いなど

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モバイルSuicaの詳細

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モバイルスイカの詳細情報

概要・特徴

モバイルスイカ(モバイルSuica)は、スイカのおサイフケータイ版です。名称はモバイルSuicaとなっていますが、これはJRの商標です。Suica内臓の携帯電話といってもいいでしょう。
最近ではキャラクターのペンギンが携帯電話をギターのようにしているCMも始まりました(※1)。JRの力の入れようがわかりますね。
モバイルスイカは、カード型とは若干機能や特典、使用条件などで違いがありますので、このページではその辺を中心に説明していきます。

チャージ上限について

チャージ上限はカード型と同じく2万円ですが、1日あたりのチャージ額に上限(4万円)が設けられました。
新規入会後はしばらくの間は上限が設けられるというもので、具体的にどのくらいの期間たてば制限が解除されるかは今のところは不明になっています。
これは、以前ニュースにもなった通り、モバイルスイカでのクレジットカードの不正利用が発覚、その対策としてのものです。

種類と入手方法

モバイルSuicaは2種類ある

モバイルSuicaには2種類あります。
1つは「一般のモバイルSuica」、もうひとつは「EASYモバイルSuica」です。

何が違うかというと、「利用条件」と「使える機能」が違います。EasyモバイルSuicaの方は、一般モバイルSuicaに比べて条件と機能が限定されています。
これは、未成年者や学生でも持てるように利用条件を緩和したからです。その代わり一部の機能が使えないようになっています。

利用条件について

モバイルSuicaを利用するための条件は下記の2つです。
以前はクレジットカードはビューカードしか対応していなかったのですが、現在は使えるカードが増えたので、以前よりは利用しやすくなりました。

1.モバイルSuica対応携帯電話もしくはAndroid搭載スマートフォン
2.クレジットカード

使えるクレジットカード:ビューカード(ビュースイカカード含む)またはJCB・VISA・MASTER・アメリカンエキスプレス・ダイナースいずれかのブランドがついたカード

上記2点を用意すれば、あとは「モバイルSuicaアプリ」のダウンロードと会員登録すれば使えるようになります(Easyモバイルスイカの場合は、2のクレジットカードは不要です)。

アプリダウンロードおよび会員登録の方法は、以下の通りモバイルスイカの携帯サイトから行います(一部機種ではあらかじめ「モバイルSuicaアプリ」がインストールされているので、その場合は会員登録だけで済みます)。
■NTTドコモ[iモード]:
「iMenu」→「メニュー/検索」→「おサイフケータイ」→「モバイルSuica」

■au[EZweb]:
「メインメニュー」→「EZ FeliCaメニュー」→「EZ FeliCaサイトへ」→「サービス一覧」→「鉄道」→「モバイルSuica」

■ソフトバンク[Yahoo!ケータイ]:
「Yahoo!ケータイ」→「メニューリスト」→「おさいふケータイ」→「交通」→「モバイルSuica」

■Y!モバイル(旧ウィルコム):
「公式サイト」→「メニューリスト」→「おサイフケータイ」→「交通」→「モバイルSuica」

それぞれの違いを表で比較

一般のモバイルSuicaとEasyモバイルSuicaは、利用条件の違いとしては、基本的にクレジットカード登録が必要か否かです。
使える機能の違いはいくつかあるので、以下で違いがあるものについて一覧表にしました。

  一般モバイルSuicaEasyモバイルSuica
クレジットカード 必要不要
年会費 \1,030(但し、ビューカードなら当面の間無料)無料
定期券機能 ありなし
Suicaグリーン券 購入可購入不可
チャージ方法 クレジットカード/銀行/店舗銀行/店舗/携帯キャリア決済(スマホのみ)
再発行の可否 不可
年齢条件 12才以上(但し、クレジットカードが必要なので、事実上はクレジットカードを持てる18歳以上)12才以上(小学生を除く)が条件

モバイルスイカのメリットとデメリット

モバイルスイカはカード型にはないメリットがあります。その反面として、デメリットもあります。
ここではそれぞれについて簡単に説明します。

メリット

■電波が通じれば携帯電話の操作でどこでもチャージ可能です。その場で定期券発行、利用履歴や残高照会もできます。
「その場で」色々できるというのがモバイルの最大のメリットかつ魅力と言えます。

■一部店舗ではモバイルスイカにチャージした電子マネーでネットショッピングが可能です。 これはモバイルスイカのみのサービスです。
ただ、チャージ上限が2万円なので、あまり大きな買い物には向いていません。

加盟店:Yahoo!ショッピング、bk1、Neowing、セイジョー、ジュンク堂書店、ゲームオン、ケンコーコムなど

■デポジットがない。
モバイルスイカでは、カード型の場合に必要なデポジットの500円が不要で利用できます。デポジットはいずれ帰ってくるお金ですので、実質的にはあまり変わりないですが、何となく得した気になります(^^♪

■乗車料金がお得になる場合がある。
2008年3月から、新幹線にチケットレスで乗れるサービス「モバイルSuica特急券(モバトク)」が開始しました(EASYモバイルSuica会員は利用不可)。
このサービスは、JR東日本の全ての新幹線(東北・上越・長野・山形・秋田)の乗車券を割引価格で携帯電話やパソコンから購入できるというものです。
新幹線の切符購入窓口や券売機では結構行列ができてチケットを買うまで時間が掛かったりする場合も多いですが、このサービスを使えば、どこでも購入できるのでそういったデメリットも解消されます。
なお、さらにお得な「スーパーモバイルSuica特急券(スーパーモバトク)」も2009年3月に登場しています。

デメリット

■電池切れに注意が必要
携帯電話の電源は切った状態(OFF)でも使えますが、電池が「完全に」なくなると全てのサービスが利用できなくなるので、電池残量には注意が必要になります。

ただ、電子マネーに使われているフェリカ技術は微弱電流があれば動作するので、万が一電池が切れた場合でもすぐに電子マネーも使えなくなるわけではありません。この点は勘違いをしている方が多いです。電池が切れても、しばらくは改札を通ったりすることはできます

■電子マネーに対応した新しめの機種が必要になります。
対応していない古い機種を使っている場合は買い替えが必要になってしまいます。

■パケット代がかかる
チャージや定期券購入などを携帯端末の操作で行う場合、通信費は自己負担なので、パケット定額制を利用していない場合は、注意が必要になります。定額制でない場合はあまり頻繁にチャージしたりしないようにする工夫が必要になります (チャージにかかるパケ代は大体70〜90円程度)。

■機種変更で電子マネーの残高を移す場合に、手続きが多少面倒になる。
参考⇒機種変更時の注意点(コラム)

■ビューカード以外の場合は年会費がかかる
モバイルスイカの登録クレジットカードがビューカード以外だと、年会費が1000円かかります。
この点はモバイル型はカード型と違って、カード発行コストがないのに、年会費がかかるのはおかしいと批判されている点です。

カード型スイカとの違い

同じスイカでも、カード型とは若干サービスなどが異なるので、その違いを表にしてみました。
注:クレジットカードタイプおよびEasyモバイルスイカは除外してあります。

  カード型スイカ一般モバイルSuica
クレジットカード 不要必要
オートチャージ 対応カードがあれば可対応カードがあれば可
年会費 不要1030円(但し、無料条件あり)
チャージ方法 クレジットカード/銀行/店頭/
パソリ/券売機・チャージ機
クレジットカード/銀行/店頭/チャージ機(赤)
再発行の可否 定期券、My Suica(記名式)のみ可能
デポジット 500円不要(無料)

モバイルSuicaのデータ一覧

登場年月2006年1月(EasyモバイルSuicaは2006年10月)
発行枚数500万人(2017/11現在)
発行手数料無料
チャージ限度額2万円(新規入会後一定期間は1日あたり4万円)
利用可能地域首都圏、仙台・新潟エリア、全国の相互利用エリア(Kitaca、SUGOCA、ICOCA、TOICA、nimoca、はやかけん、Pitapa、manacaのサービス地域)
加盟店数230000店舗(首都圏のJR・私鉄、ファミリーマート、ミニストップ、イオン、マクドナルドなど)
⇒スイカが使えるお店を検索する
運営会社東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
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【知識+α】

※1 CMのペンギンの動きは、2006・2007年のエアギター世界大会を二連覇したお笑いコンビ「ダイノジ」の大地洋輔(おおち ようすけ)の動きをモーションキャプチャして再現されたものと本人が自身のブログで明らかにしました。

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